第14回「新・木造の家」設計コンペ
『木がよろこぶ家』
木造に関心を持ち、その基盤となる森林や林業、木材ついて理解をした設計士を育成するために、
「新・木造の家」設計コンペはスタートしました。
木材価格の低迷や森林所有者の後継者不足など、森林や林業、そして木材を取り巻く環境は、現在
多くの課題を抱えています。それでも、森林に植えられた木は、長い年月をかけて空へ向かって高く
成長しています。
夏の暑さや冬の寒さに耐え、雨・風に負けず育った木がよろこぶ瞬間を、みなさんは考えたことが
ありますか。それは、「植えてくれた所有者が喜んでいる顔を見たとき」なのか、「木を使って家を建
てた人が笑顔で生活している姿を感じたとき」なのか、それとも、「加工する職人さんが<こりゃあ、
良い木だ>と褒めてくれているとき」なのか・・・。どのような家づくりをすれば、木がよろこぶと
考えますか。私たちの顔や性格が一人ずつ異なるように、木にもそれぞれ違った顔や性格があるのか
もしれません。そんな多くの木が、それぞれに喜びを感じるような家づくりの提案を、斬新な構法提
案とともに募集します。
審査委員
委員長
鈴木祥之(立命館大学衣笠総合研究機構 教授・京都大学名誉教授)
委員
五十嵐 勉(佐賀大学全学教育機構 教授)
井出 光俊(国立研究開発法人森林整備・研究機構森林整備センター関東整備局 局長)
伊東 龍一(熊本大学大学院先端科学研究部 教授)
遠藤久男(倉敷市建設局建築部副参事兼建築指導課長)
竹迫継美(西九州トステム株式会社代表取締役)
野口安廣(全国陶器瓦工業組合連合会理事長)
前川康(NPO法人伝統構法の会 会長)
三島 伸雄(佐賀大学大学院工学系研究科 教授)
スケジュール
参加登録期間    2018年6月20日(水)~2018年9月25日(火)
作品提出期間    2018年8月1日(水)~2018年9月25日(火)(当日消印有効)
一次審査結果通知  2018年10月上旬予定
二次審査及び表彰  2018年12月1日(土)
設計課題
家族が憩う場所であるという住宅本来の機能を中心にしつつ、防犯性や耐火性・耐震性等の確保の他、現代のライフスタイルや家族構成の変化にも柔軟に対応することができる、斬新なアイデアを取り入れた木造一戸建ての提案
主催
特定非営利活動法人森林をつくろう
後援
林野庁・倉敷市
国立研究開発法人森林研究・整備機構森林整備センター
一般社団法人全日本瓦工事業連盟 ・全国陶器瓦工業組合連合会・西九州トステム株式会社(LIXILグループ)
お問合せ
〒842-0202 佐賀県神埼市脊振町鹿路585番地1
特定非営利活動法人 森林をつくろう(担当:佐藤和歌子)
TEL 0952‒65‒4176
FAX 0952‒59‒2748
MAIL info*mori-tukurou.com(*部分を@に変更してください)
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。

※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。