第12回 長谷工住まいのデザインコンペティション |
課題 |
働き方を変える集合住宅 |
概要 |
20世紀型の集合住宅は,郊外のベットタウンから都心に働きに出ること,また,住宅ローンによって購入するなど,働き方とセットで規定されたビルディングタイプでした.しかし,昨今,長時間労働,少子高齢化に伴う労働人口の減少,保育や介護との両立などの問題が生じ,働き方が社会問題となってきました. |
一方,中古マンションの販売数が新築を越え,ストック型へのシフトが顕在化し,シェアハウスや民泊など,シェアという概念も現れてきました.これらは個別の事象のようですが,これまでの閉じてきた系を開くという,大きな局面に立つ,同じ背景を持っています. |
そうした時,個人が自分のこととしてどのように考え,働き方を変えるのかということは,建築に対しても批評性を持ったテーマとなるでしょう.どこで働くのか,どのように働くのかということを超えて,どのように所有するのか,どのように時間を扱うのか,ということまでを考え直すことができるからです.そうした,働き方を変える集合住宅とはどのようなものでしょうか. |
敷地は経済的に自立しており,衛星都市として依存していない,環境のよい近郊都市です.そこに50戸(容積率200%)の集合住宅を想定してください.さまざまな社会の変化の中,働き方を変える創造的な集合住宅の提案を期待します. |
審査委員 |
審査委員長 |
隈研吾(隈研吾建築都市設計事務所代表・東京大学教授) |
審査委員 |
乾久美子(乾久美子建築設計事務所代表・横浜国立大学大学院Y-GSA教授) |
藤本壮介(藤本壮介建築設計事務所代表) |
池上一夫(長谷工コーポレーション 取締役専務執行役員) |
ゲスト審査委員 |
門脇耕三(明治大学専任講師) |
賞金 |
最優秀賞(1点)100万円 |
優秀賞(3点)各50万円 |
佳作(10点)各10万円 |
(すべて税込み,賞金総額350万円) |
2019年2月16日(土)に表彰式を行います. |
登録・作品提出締切 |
2018年11月13日(火)必着 |
送付のみ受け付けます.バイク便不可. |
応募資格 |
2018年12月31日時点で学生であること. |
(複数人で応募する場合は全員該当のこと.)大学院,大学,短期大学,高等専門学校,高等学校,専修学校(各種学校)など. |
主催 |
長谷工コーポレーション |
後援 |
株式会社 新建築社 |
提出先 |
株式会社新建築社「 長谷工住まいのデザインコンペティション係」 |
(必ず明記のこと) |
〒100-6017 |
東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17階 |
電話 03-6205-4380(代表) |
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。