| 第23回木材活用コンクール |
| 趣 旨 |
| 日本は世界有数の森林国であり、国土の7割が森林です。そこから生み出される木材は、古の時代 |
| から四季の変化に富む日本の風土に適した材料として生活に密接しており、生活空間の中には常に |
| 木との触れ合いがありました。そして長い間木材を有効に活用してきたことで、我が国には多種多 |
| 様な木の文化が育まれました。また、森林には渇水や洪水を緩和し、良質な水を育む水源のかん養 |
| 機能、山地災害の防止機能、二酸化炭素の吸収・貯蔵や騒音防止、飛砂防止などの生活環境保全機 |
| 能等、多面的な機能があります。再生産可能な資源である木材を上手く利用し、森を循環させるこ |
| とで豊かな自然環境を守るという先人から受け継いだ伝統と文化を次世代に繋いでいくことが必要 |
| だと考えます。当コンクールは木材の新たな利用、普及の可能性をさぐり、木材業界の活性化に寄 |
| 与することを目的として平成9年に創設され、本年で第 23 回目を迎えます。 |
| 木材自給率の向上を目的とする「公共建築物等木材利用促進法」が施工されてから 8 年が経過し、 |
| 全国各地で数多くの木造建築物が建てられるようになりました。新しい木質材料や技術工法も次々 |
| と開発され、また木造建築における法制度の緩和等が進み、さらなる普及が期待されています。 |
| 日本木材青壮年団体連合会は、平成31(令和元)年度スローガンとして「Goal to Wood Society」 |
| ~ 持続可能な『木とともにある社会』の実現に向かって ~ を掲げ、様々な啓発活動を行ってお |
| ります。木の伝統と文化を次世代へ繋ぐため「木の良さ」を活かした作品や、従来にはない新しい |
| 木材の利用や見せ方、工法などを用いた「木材の新たな一歩(可能性)」を追求する作品を、4つ |
| の部門を設けて募集し、木材の良さの普及と木材の利用用途の拡大に貢献する優秀な作品を表彰い |
| たします。全国各地からたくさんのご応募をお待ちしております。 |
| 募 集 部 門 |
| 第1部門 木造及び混構造建築(構造物)300 ㎡超え |
| 第2部門 木造及び混構造建築(構造物)300 ㎡以下 |
| 第3部門 木質空間(インテリア・エクステリアの木質化) |
| ※第 1 部門と第 2 部門の区分基準となる面積は「延床面積」です。 |
| 第4部門 クリエイティブユース(1~3部門以外の創造的 |
| 木材活用事例<ランドスケープ・インスタレーション・家具・木製品など&rt;) |
| ※「一般住宅」は第2部門で応募ください |
| 審 査 基 準 |
| 応募される資料を対象に、下記の項目を考慮して審査いたします。 |
| ●木の良さが活かされているもの。 |
| ●木材の新しい用途の普及に寄与するもの。 |
| ●建築物の木造化、木質化に波及効果があるもの。 |
| ●木材の利用を通じて豊かな暮らしや社会を実現するもの。 |
| ●木材の地球環境貢献効果が情報発信されているもの。 |
| ●SDGs の考えに則っているもの |
| 募集期間 |
| 令和元年12月1日(日)〜令和2年1月15日(水)※1月15日当日送信まで有効 |
| 審査委員会 |
| 審査委員長 |
| 深尾 精一 (首都大学東京 名誉教授) |
| 審査委員 |
| 有馬 孝禮 東京大学 名誉教授 |
| 加藤 昌之 株式会社 加藤設計 代表取締役 |
| 古久保 英嗣 公益財団法人 日本住宅・木材技術センター 理事長 |
| 霜野 隆 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 代表理事会長 |
| 松井 郁夫 株式会社 松井郁夫建築設計事務所 代表取締役 |
| 藤田 香織 東京大学大学院 教授 |
| 齋藤 健一 林野庁 木材産業課 木材製品技術室長 |
| 遠山 明 国土交通省 住宅局 木造住宅振興室長 |
| 亀山 武弘 日本木材青壮年団体連合会 会長 |
| 鈴木 謙司郎 日本木材青壮年団体連合会 副会長 |
| 表彰 |
| ● 最優秀賞:2作品 |
| 農林水産大臣賞 |
| 国土交通大臣賞 |
| ● 優秀賞:5作品 |
| 林野庁長官賞 |
| 公益財団法人日本住宅・木材技術センター理事長賞 |
| 一般社団法人全国木材組合連合会会長賞 |
| 一般社団法人日本ンテリアプランナー協会賞 |
| 日本木材青壮年団体連合会会長賞 |
| ● 特別賞:1作品 |
| SDGs賞 |
| ● 部門賞:4作品 |
| 第1部門賞 |
| 第2部門賞 |
| 第3部門賞 |
| 第4部門賞 |
| ● 木質開拓賞:1作品 |
| 日本木材青壮年団体連合会会員賞 |
| ● 木材活用賞:数作品以上の約20作品を予定しています。 |
| ※受賞者には各賞とも賞状を授与します。 |
| 主催 |
| 日本木材青壮年団体連合会 |
| 後援 |
| 農林水産省、国土交通省、公益財団法人日本住宅・木材技術センター |
| 一般社団法人 全国木材組合連合会、公益社団法人 日本建築家協会、一般社団法人 日本建築学会 |
| 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会、公益財団法人 日本デザイン振興会 |
| 公益社団法人 日本建築士会連合会、一般社団法人 日本建築士事務所協会連合会 |
| お問合せ |
| 日本木材青壮年団体連合会 木材活用コンクール事務局 担当 木材活用委員長 海老名 宣行 |
| 〒135-0041 東京都江東区冬木 6-14 飯沼ビル 102 |
| Tel 03(5620) 4806 Fax 03(5620)4809 E メール: mkc@mokusei.net |
| 詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。