福岡国際建築コンペティション |
テーマ |
職住近接 |
「働く」「暮らす」の新たな価値:シーサイドももちの未来 |
九州の政治、経済、交通の中心地であり、アジアのゲートウェイを目指す福岡市。この福岡市を舞台に建築のアイデアを募る国際コンペを開催します。本コンペは、福岡の未来を一緒に築ける、才気溢れるパートナーを探す取り組みでもあります。 |
福岡市は「人口増加率が高い都市」政令市中1位(2015年)、「若者(10代、20代)の人口割合が高い都市」政令市中1位(2015年)、「外国航路乗降人員数」全国1位(2017年)、「開業率、起業・創業したい人の割合」政令市中1位(2018年)等、多くの魅力と将来性を秘めた都市と言えます。※ |
福岡の活気は、天神・博多エリアの大規模な再開発にも見ることができます。天神エリアでは、天神駅を中心に半径500m圏内を対象とした再開発「天神ビッグバン」が進行中。2024年までに30棟の民間ビルの建て替えを目指しており、第1号プロジェクトの「(仮)天神ビジネスセンター」は2021年秋に完成する予定です。同様に博多エリアでも、JR博多駅を中心に半径500m圏内を対象とした再開発「博多コネクティッド」が進行中で、10年間の期間限定で20棟の建て替えを目指しています。 |
注目されるのは都心部だけではありません。周辺にも魅力的なエリアが数多くあり、そのひとつが「シーサイドももち」です。「シーサイドももち」は約30年前につくられた臨海埋立地で、住宅、学校、病院、ホテル、博物館、図書館、商業施設、公園、レジャー施設など、あらゆる都市機能が集積した魅力的なエリアとして成長してきました。 |
この「シーサイドももち」にあるホテル「ザ・レジデンシャルスイート・福岡」が、今回のコンペの敷地です。地下鉄駅から少し離れていますが、自動運転等を活用したMaaS(Mobility as a Service)の動きも活発化し、さらに、IT関連サービスの充実、高速データ通信、シェアオフィスなど、場所を選ばない暮らしや働き方を実現するインフラが整えば、天神・博多に次ぐ第三のエリアとして、さらに発展していく可能性があります。 |
そこで今回のテーマを「職住近接──『働く』『暮らす』の新たな価値:シーサイドももちの未来」とします。 |
「働く場所」+「暮らす場所」+「シーサイドももちにふさわしい付加価値」の3点が、それぞれ影響し合い、互いに価値を高めることで生まれる「シーサイドももち」エリアへの波及効果も考えてください。 |
働き方の価値が変わってきていることや、人材不足への対応、子育て中のダブルインカム世帯が望む職住環境など、社会、時代の潮流を読み取って提案してください。 |
未来の「シーサイドももち」を一緒に考えましょう。 |
審査委員 |
審査委員長 |
重松象平 |
OMAパートナー、OMAニューヨークディレクター |
審査委員 |
馬場正尊 |
オープン・エー代表取締役、東北芸術工科大学教授 |
林千晶 |
ロフトワーク代表取締役 |
松島倫明 |
『WIRED』日本版編集長 |
榎本一郎 |
福岡地所代表取締役社長 |
賞金 |
最優秀賞1点 200万円 |
優秀賞2点 各50万円 |
佳作3点 各10万円 |
・賞金はすべて税込み |
審査方法 |
審査は2段階審査方式で行います。1次審査会ですべての応募案の中から6作品を選出。2次審査会は公開の場で行い、通過した6作品のプレゼンテーション、質疑応答、審査会を経て、最優秀賞、優秀賞、佳作をその場で決定します。 |
応募資格 |
作品提出締切時点で40歳未満であること(グループで応募する場合は全員該当すること)。 |
国内海外問わず広く募集します。また、グループ・個人を問いません。 |
スケジュール |
2020年7月1日(水) 登録・応募開始 |
2020年11月4日(水) 登録・応募締切 |
2020年11月下旬 1次審査会 |
2020年12月上旬 1次審査通過者発表(本ウェブサイトにて) |
2021年2月未定※ 公開2次審査会、表彰式 |
※日程が決定次第、本ウェブサイトにて発表します。 |
2021年4月1日(木) 結果発表(『新建築』2021年4月号および本ウェブサイトにて) |
登録・作品提出締切 |
2020年11月4日(水)必着 |
※送付のみ受付。持ち込み、バイク便不可。 |
主催 |
福岡地所株式会社 |
株式会社福岡リアルティ |
後援 |
株式会社新建築社 |
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。