三菱地所設計設立20周年特別企画「+ミライプロジェクト」
募集テーマ
『目抜き通り―そして、そこにたつ建物』
多くの街には、その街の中心となる「目抜き通り」が存在します。
街において目抜き通りは人々の日々の活動の中心となり、我々がその街で生活していくうえでなくてはならない通りです。
日本で「目抜き通り」といえば、とある歌にもあるように「銀座中央通り」をイメージする人も多いでしょう。パリでは「シャンゼリゼ通り」、マンハッタンでは「ブロードウェイ」など、海外ではダイナミックで劇場的な目抜き通りも存在します。
人々の生活の中心という視点に立てば、ヴェネツィアの「カナル・グランデ」も目抜き通りと捉えられます。
私たちも丸の内において、約130年の年月をかけまちづくりを行ってきました。
その中で、もともとは裏通りであった「丸の内仲通り」が人々の活動の中心となるように、通りと一つひとつの建物の関係について考えてきました。
その一つひとつが歴史となり、今では丸の内を代表する目抜き通りとなりました。
では、みなさんの街における「目抜き通り」はこれからどのようになってゆくでしょうか。
みなさんの過ごす街の歴史や文化、地域の特性を紐解き、『目抜き通りと、そこにたつ建物』について考えてみてください。
通りと一つひとつの建物の関係を考えることで、すでにある目抜き通りをもっと魅力的にすることも、新たな目抜き通りを生み出すこともできるはずです。
みなさんの提案もまた歴史の一部となり、その街を形作ってゆきます。
建築設計のみならず、アーバンデザイン・ストラクチャー・環境・インフラエンジニアリング・デジタルテクノロジー・アートなど様々な視点に立ち、提案してください。 みなさんの自由な発想、提案をお待ちしております。
応募資格
作品提出期間(2021年5月〜2021月7月)中に、大学、大学院修士課程、短期大学、専門学校、高等専門学校(に準じるもの)に在籍している学生であること。応募は個人・グループを問わないが、グループ応募の場合は、メンバー全員が条件を満たすこと。メンバーは同じ大学、同じ学部学科である必要はなく、むしろ異なる専門性を掛け合わせたグループを歓迎いたします。
審査方法
審査は一次審査(審査委員による書類審査)、ファイナルプレゼンの二段階方式で行います。一次審査では各エリア数点の入選作品を選び、入選作品の中から1組(関東エリアのみ2組)の各エリア最優秀賞を選定します。ファイナルプレゼンは、各エリア最優秀賞受賞チームが参加の上、各エリアの審査員も集結し、最優秀賞を決定します。
一次審査エリア分け
コロナ禍を踏まえ、一次審査は@北海道、A東北、B関東、C中部・北陸、D近畿・中国・四国、E九州・沖縄の6エリアにおいてそれぞれ実施します。 応募エリアは、応募者(グループの場合はいずれかのメンバー)が所属する学校の所在地、もしくは居住地としてください。
審査委員
・宮城島崇人(北海道エリア担当)
・福屋粧子(東北エリア担当)
・藤本壮介、大西麻貴(関東エリア担当)
・彌田徹(中部・北陸エリア担当)
・前田圭介(近畿・中国・四国エリア担当)
・末光弘和(九州・沖縄エリア担当)
・伏見唯(審査委員・コーディネーター)
賞金・副賞
<一次審査>
 各エリアの最優秀賞 記念品の贈呈およびツアーへの参加(1グループ2名まで)
(ツアー中の旅費、宿泊費、食費およびツアー集合・解散場所への旅費等は三菱地所設計にて負担)
 各エリアの入選 記念品の贈呈
<ファイナルプレゼン>
 最優秀賞 100万円
(参加費・当社負担)
ツアー
各エリアの最優秀賞選定チームを対象に、札幌、大阪、福岡の3都市を4泊5日で周るエスキスツアーを実施します。ファイナルプレゼンは別日程で東京にて開催します。
エスキスツアーでは各地の建物見学や各審査員の先生方からのレクチャー、エスキスを実施します。
スケジュール
2021年4月28日(水) 一次審査募集開始
2021年6月初旬 応募登録受付開始(予定)
2021年7月30日(金) 一次審査応募〆切(必着)
2021年8月中旬 一次審査結果発表(予定)
2021年9月13日(月)〜17日(金) ツアー実施
2021年10月下旬 ファイナルプレゼン・最優秀賞決定(予定)
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況により、開催内容が変更となる場合がございます。
お問い合わせ
株式会社三菱地所設計設立20周年特別企画「+ミライプロジェクト」事務局
mirai@mj-sekkei.com
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。

※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。