| 第56回セントラル硝子国際建築設計競技 | 
| 第56回テーマ交感する空間 | 
| デジタル技術の発達により、人びとの生活は変化しました。コンピュータの登場、インターネットの構築、スマホの普及で、デジタルに触れない日はないといっても過言ではありません。さらに、VR(バーチャル・リアリティ)が開発されたことで、現実のように感じられる環境を人工的につくり出すことができるようになりました。VRにより人間の感覚器官は刺激され、没入感のある新たな体験がもたらされます。 | 
| 一方、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、暮らしは一変しました。「ソーシャルディスタンス」、「三密を避ける」、「ニューノーマル=新しい生活様式」という言葉が生まれているように、われわれの行動は制約され、日常は大きく変わりつつあります。 | 
| このような、デジタルの発達とコロナ禍という時代において、われわれはどのように生活をすればよいでしょうか。コロナ禍でも、日々の暮らしは営まれ、そこには実際の建築と都市があり、そして人と人のコミュニケーションがあります。VRの精度が高められても、人と人が出会うこと、人が移動すること、生身の人間が実際の空間を感じることは大切な行為となるでしょう。VRやコロナ禍を体感したからこそ、人間が本来持っている感じる力を導くことが必要になっています。 | 
| そこで、実際に体感できる「交感する空間」を提案してください。交感とは、互いに感じ合うこと、心が通じ合うことで、自身の体感だけではなく、相手を思いやることが必要です。設定やプログラムは自由です。デジタルではできない、人間の感性に訴えかける現実の空間を考えてください。みなさまの応募をお待ちしています。 | 
| 審査員 | 
| 審査委員長 | 
| 内藤 廣 [内藤廣建築設計事務所] | 
| 審査委員 | 
| 隈 研吾 [隈研吾建築都市設計事務所] | 
| 亀井 忠夫 [株式会社日建設計] | 
| 青木 淳 [AS] | 
| 賀持 剛一 [株式会社大林組] | 
| 塚本 由晴 [アトリエ・ワン] | 
| 巻幡 良忠 [セントラル硝子常務執行役員] | 
| 賞金 | 
| 最優秀賞 1点/200万円(税込)及び記念品 | 
| 優秀賞 2点/各30万円(税込)及び記念品 | 
| 入選(以上、一次審査通過作品) 4点/各10万円(税込)及び記念品 | 
| 佳作 10点/各5万円(税込) | 
| 登録・応募締切 | 
| 2021年8月31日(火) | 
| 日本国内からの送付は当日消印有効。送付のみ受け付けます。 | 
| 持込み、バイク便は不可。日本国外からの送付は当日必着。 | 
| 提出先 | 
| 株式会社新建築社「セントラル硝子国際建築設計競技」係 | 
| tel. 03-6205-4382 | 
| 〒100-6017 | 
| 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビルディング17階 | 
| 主催 | 
| セントラル硝子株式会社 | 
| 後援 | 
| 株式会社新建築社 | 
| 詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。 | 
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。