CLTアイディアコンテスト2021
趣旨
CLTアイディアコンテストは、2015年に第1回を開催し、初回は「アイディア部門」のみを実施して、テーマや応募条件を設けず自由な発想による作品を募集しました。第3回(2017年)からは、実際の設計に携わる方を対象とする「設計部門」を設け、実現性のあるCLT建築物の提案の募集を始めました。
設計部門としては第5回(コンテスト自体は第7回)となる今回は、CLTのさらなる可能性や新たな利用方法の提案を募集します。本コンテストを通じて、CLTの普及やCLTを利用した工法等の新たな技術開発を推進し、都市の更なる木造・木質化を目指します。
課題/Subject
・河川に関連するCLTの活用は建築分野に限りますが、建築に付随した橋などの提案は可とします。
・工法・構造に関しては、鉄筋コンクリートや鉄骨、CLT以外の木質材料など、他の材料・工法と組み合わせてCLTを部分的に利用する提案も広く受け付けます。構造、意匠、設備、性能(防耐火、遮音、温熱、耐久性、施工等)上、解決すべき様々な課題があります。これらの課題にたいする提案を含んだ内容としてください。また、告示を超えた大臣認定等を想定した提案の場合は、その意図が分かるよう表現してください。
・建設地に関しては、日本国内の実在する場所および関連する河川を応募者により設定のうえ地図や写真などで具体的に明示し、当該地域の関係法令等に適合した提案としてください。
・環境配慮に関しては、施工時や建物の省エネルギー化・低炭素化等を意識してください。
・SDGs(持続可能な開発目標)の17項目のうち、特にCLTの活用と関連が深いのは、11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任つかう責任」13「気候変動に具体的な対策を」、15「陸の豊かさも守ろう」等です。
審査委員
審査委員長
 三井所 清典/芝浦工業大学 名誉教授
審査委員
 坂本 雄三/東京大学 名誉教授
 腰原 幹雄/東京大学生産技術研究所 教授/ティンバライズ理事
 安井 昇/桜設計集団一級建築士事務所 代表/ティンバライズ理事長
 原田 真宏/芝浦工業大学建築学部 教授
表彰/Prize
農林水産大臣賞 1作品 副賞:賞⾦50万円
国土交通大臣賞 1作品 副賞:賞⾦50万円
環境大臣賞 1作品 副賞:賞⾦50万円
学生賞(日本CLT協会賞) 1作品程度
スケジュール
応募・作品締切
 2021年12日6日(月)締切
審査会
 2022年1月頃
結果発表・表彰式
 2022年3月頃
 開催場所:東京都内
 表彰式は社会情勢等により中止する場合があり、その際はウェブサイト上の公表のみです。
応募資格
設計の実務経験者、建築を学ぶ学生(大学生、専門学校生、高校生など)
CLT設計の実績の有無は問いません。年齢や性別等の制限もありません。
複数名によるチームでの参加も可能です(企業としての参加も可能です)
審査基準
本コンテストの趣旨を踏まえ、以下の項目を考慮して審査します。
1.技術的課題に対する具体的かつ効果的な提案が含まれているもの
2.CLTが使われている理由が明確かつ普及効果があるもの
3.国内林業・木材産業の振興に資するもの
4.CLTを使用した工法の新たな技術開発に資するもの
5.建物の建築および使用等における環境配慮がされているもの
主催
一般社団法人 日本CLT協会
お問合せ
・CLTアイディアコンテスト2021に関するお問い合わせ
 一般社団法人 日本CLT協会
 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-15-5 2F
 URL:https://clta.jp TEL:03-5825-4774
・応募とコンテストに関するお問い合わせ
 株式会社建報社 「CLTアイディアコンテスト2021」事務局
 〒104-0033 東京都中央区新川1-25-9 明産新川シティビル6F
 TEL:03-5244-9335 FAX:03-5244-9338
詳細は、主催者のホームページをご確認下さい。

※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。