第4回日本財団みらいの福祉施設建築プロジェクト |
はじめに |
現在の日本では、少子高齢化が進み、家族や地域コミュニティのつな |
がりが希薄になるなど、社会構造の変化が加速しています。それに加えて |
「個」の尊重、多様性の受容が求められるなど、人々の価値観や時代の空 |
気感も変わりつつあり、社会における福祉のあり方が改めて問われていま |
す。日本財団は60 年以上にわたり、時代の変化をいち早く捉えて福祉分 |
野におけるさまざまな支援に取り組んできました。だからこそ私たちは今、 |
福祉のあり方を根本から見直し、みらいに向けてアップデートする必要性 |
を感じています。その実現を目指すためには、地域づくりの視点が不可欠 |
です。これまで利用者と地域の人たちとの間に存在していた境界線を取り |
払い、福祉そのものが地域の日常的な風景の中に溶け込むような活動が |
求められています。本プロジェクトでは、みなさんと共に福祉と地域のみら |
いをつくっていくことを目指します。建築デザインを重要な要素として位置 |
づけ、地域で暮らす人たちに愛され、多様な人の日常を支える福祉拠点 |
のプランを募集します。 |
募集期間 |
2024年6月3日(月)11:00 〜 2024年9月4日(水)17:00 |
助成決定 |
2025年3月頃 |
対象団体 |
日本国内にて以下の法人格を取得している団体 |
・一般財団法人 |
・公益財団法人 |
・社会福祉法人 |
・一般社団法人 |
・公益社団法人 |
・特定非営利活動法人 |
対象事業 |
福祉事業を行う施設や事業所の建築関連事業 |
(新築/改修・増築等/外構工事) |
※ 福祉事業とは、社会福祉法に定める第一種社会福祉事業およ |
び第二種社会福祉事業を指す |
※ 同建物内に制度外のものが含まれている、複数の制度を活用 |
しているなども可。全体が一体のプランであれば隣接する複数 |
の建物が含まれていても可 |
助成額 |
上限金額 …… 事業規模に見合う適正な金額を助成 |
最大補助率 …… 80% |
助成件数(目安) …… 10事業程度 |
申請条件 |
@事業実施団体と設計者が協働すること |
A本プロジェクトの趣旨に沿ったものであること |
B募集要項の記載内容を遵守すること |
申請方法 |
1 次〜2 次審査: |
日本財団および審査委員による書類審査 |
(募集締切後〜2024年11 月頃) |
最終審査: |
事業実施団体と設計者によるプレゼンテーション |
(2024年12月15日[日]) |
審査委員 |
審査委員長 |
篠原 聡子 建築家/空間研究所/日本女子大学学長 |
駒田 由香 建築家/有限会社駒田建築設計事務所 |
仲 俊治 建築家/仲建築設計スタジオ共同代表 |
秋山 正子 認定NPO法人マギーズ東京センター長/ |
ケアーズ白十字訪問看護ステーション統括所長 |
櫛引 久丸 北海道済生会常務理事 |
恒松 大輔 全国自立援助ホーム協議会事務局長/自立援助ホームあすなろ荘ホーム長 |
吉倉 和宏 日本財団 常務理事 |
お問い合わせ |
日本財団 公益事業部 国内事業開発チーム |
※ お問い合わせは主催者ウェブサイトに掲載のお問合せフォームよりお願いいたします |
詳細は、主催者ホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。