木造建築を学ぶ学生を対象とした設計コンペ 「AICHI WOODY AWARD(あいちウッディアワード) 2024」 |
はじめに |
森林は二酸化炭素を吸収して成長し、木材製品となった後も炭素として固定し続けることからカーボンニュートラル社会に貢献するほか、木材は人に対し「リラックス効果」や「親しみやすさ」といった特性を持っており、環境配慮の面でも、快適な生活の実現を図る上でも、木材をこれまで以上に生活の中で利用していくことが望まれます。愛知県では、「愛知県木材利用促進条例」を2022年に施行し、公共建築物だけでなく民間建築物も含めた木造・木質化を促進しております。 |
そこで愛知県では、建築を学んでいる学生の皆さんのアイデアを募集し、新たな木材利用の可能性を広げるため「AICHI WOODY AWARD 2024」第1回設計コンペを開催します。 |
審査委員長には、UNESCOより世界環境建築賞(Global Award for Sustainable Architecture)の受賞をはじめとし、国内外で著名な建築家の手塚由比(てづかゆい)氏(株式会社手塚建築研究所 代表)をお迎えします。 |
募集テーマ |
『行くたびに心惹かれるオフィス・商業施設』 |
木の持つ特性を生かし、従業員や訪れた人々が木の良さを実感できる建築物を目指しつつ、比較的木造化が取り組みやすい、低層小規模のオフィスや商業施設について、愛知県産のスギ・ヒノキを多用した純木造建築物の提案を募集します。 |
応募資格 |
2024年6月10日時点で愛知県内に在住または在学の大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専修学校、高校、専門学校に在籍している学生、またはこれらの学生により構成されたグループであること(構成員は3名以内とする)。 |
登録申込・作品提出 |
応募受付期間:2024年6月10日(月曜日)~10月14日(月曜日・祝日) |
審査方法 |
(1) 一次審査 2024年11月12日(火曜日) |
期限までに提出された作品について、匿名非公開で審査を行い入賞作品8点を |
選定します(どの賞となるかはこの時点では決定しません)。 |
選定結果については11月下旬頃に専用Webページで発表するほか、一次審査通 |
過者に対して通知します。 |
(2) 最終審査(二次審査) 2024年12月24日(火曜日) |
一次審査通過者は、主催者が設定した会場(公開)においてプレゼンテーショ |
ンを行います。全ての入賞作品の発表・質疑応答が終了した後、各賞について |
発表します。また、当日は審査委員長による講演も行います。 |
賞 |
最優秀賞 1点(副賞 賞金10万円) |
優秀賞 2点(副賞 賞金5万円) |
奨励賞 2点(副賞 賞金3万円) |
佳 作 3点(副賞 賞金1万円) |
審査 |
審査委員長(敬称略) |
手塚 由比(株式会社手塚建築研究所 代表) |
審査委員(敬称略) |
石井 隆司 (いしい たかし)(公益社団法人愛知県建築士会 副会長) |
河崎 泰了 (かわさき やすのり)(株式会社竹中工務店 木造・木質建築推進本部 本部長付) |
久保 久志 (くぼ ひさし)(株式会社 東畑建築事務所 設計室 主管) |
山下 賢一 (やました けんいち)(愛知県 建築局 公共建築部 住宅計画課 課長) |
青山 義明 (あおやま よしあき)(愛知県 農林基盤局 林務部 林務課 課長) |
お問合せ |
愛知県農林基盤局林務部林務課あいちの木活用推進室 |
計画・普及啓発グループ |
電話:052-954-6884 |
内線:5566・5567 |
メール:aichinokikatuyou@pref.aichi.lg.jp |
詳細は、愛知県のホームページをご確認下さい。 |
※応募の際は、必ず主催者が発行する応募要項をご確認下さい。